“ちょうどいいがすごくいい” 家事ラクで叶えるコンパクトリッチな暮らし
物件名 | セントラルステージ千里 1番館 |
場所 | 大阪府吹田市樫切山 |
面積 | 65.4m2(壁芯) |
間取り | 3LDK |
構造 | 2階/RC8階地下1階建 |
築年月 | 1995年1月 |
リノベーション実施 | 2023年7月(全室フルリノベーション) |
リノベーション費用 | 650万円 |
リノベーション前の様子
今回ご紹介するのは2023年7月にフルリノベーションを実施した吹田市のマンション「セントラルステージ」です。こちらの物件は玄関から入って左右に「洋室」、廊下を進むと「洗面・浴室」があり、その奥に「カウンターキッチンとLDK」、隣に「和室」というオーソドックスな物件な間取りとなっています。
築28年経っているので床や壁が劣化しているのはもちろん、収納も昔ながらの「押し入れ」だったのでこれをウォークインクローゼットに変更することで収納力を高めます。
洗面・浴室の水回りも狭く、今の時代に合っていないので全面的に変更します。
浴室は今のままだと「足を伸ばせる浴槽」を置くことができないので、壁を20cm広げてスペースを拡大します。合わせて洗面スペースをスペースを有効活用するために、洗面と洗濯パンの位置を逆転して配置する予定です。
このシステムキッチンは2年前に入れ替えたばかりの高いグレードのものが使われていたので、物件価格を抑えるためにこのまま使用して、細かい部品だけをリメイクすることにしました。
「不必要になんでも新しくするのではなく、使えるものはそのまま再利用して生まれ変わらせる」という“アップサイクル”という考え方を私たちは大切にしています。
システムキッチン上部にある収納や、側面にある壁が原因でキッチンからリビングを見渡すことができない閉鎖的な空間になってしまっているので、これらを全て取り払って開放的にキッチンに。
一昔前のマンションには各部屋に段差があることが多いです。この物件も各部屋に小さな段差があるんですが、高さをすべて揃えて全室バリアフリーに改装していきます(RENO PLUSが販売する物件はバリアフリー対応が標準)。
このような様々な課題があったこの物件を、私たちがリノベーションでどのように解決したかご覧ください。
リノベーション後
リビング
今回の空間デザインは、海外のインテリアトレンドを席巻している「Japandi Style(ジャパンディスタイル)」がコンセプトにコーディネート。日本の「和」と、シンプルでデザイン性の高い「北欧」のイメージを融合させた世界的に注目が高まっているインテリアです。
今回の物件では天井の「梁」に木目、壁紙にテラゾーといわれる「石目」のクロスを採用することで「和」と「北欧」のミックスを演出しています。
洋室(リビング横)
リビングと洋室の間仕切りには3枚格子建具を採用。デザインのアクセントはもちろん、ガラスではなくパネルで作られているので割れる心配がないんです。レールの幅も狭いのでお部屋全体がスッキリして見えるのもポイントです。
洋室は引き戸を開けることでリビングと一体遣いができるようになっていて、合わせると18帖のリビングに。お部屋の一角には設けたスタディスペースはテレワーク、家事、お子様の宿題時間に大活躍間違いなしです。
この部分、大工さんが気を利かせて角を丸く加工してくれたんです。デザイン的にもとても可愛くなりましたし、お子様が怪我をする危険もなくなりました。こういう気遣い、本当に嬉しいです。
収納も、押し入れから使い勝手の良いウォークインクローゼットに。
キッチン
システムキッチンは一部をリメイクしてそのまま使用することに。「ガラストップコンロ」「食洗機」「コンロ連動型の換気扇」などPanasonic製のグレードの高いキッチンで、使用期間はわずか2年ほどでしたので、まだまだ活用していただくことが可能です。
上部にあった「収納棚」と側面の「壁」をすべて無くすことで、リビング全体が見渡せる開放的なキッチンになりました。
キッチン横の壁にはマグネットボードを配置し、気になる料理メニューやお子様の予定表などを簡単に貼り付けできるようにしました。
キッチン背面にカップボードと吊り戸棚を設置して収納力と使い勝手を向上。カップボードの中にはゴミ箱が置けるようにしているので、空間がスッキリして見えます。
海外の雰囲気を取り入れたかったので、キッチンの床だけ「タイル貼り」に。アクセントを付けるために廊下とキッチンの間に「GOLD」の見切りを取り入れました(弊社代表のお気に入りポイント!です)。
洗面・浴室
900サイズの洗面は新築並みのグレードを採用。洗濯パンと配置を入れ替えることでスペースを拡大しています。フロートタイプの洗面台なので足元がスッキリして見えるほか、収納量に合わせて収納ボックスなどを置くことも可能です。
狭かった浴室は壁を移動させることで空間を拡大し、足が伸ばせる1416サイズの浴室乾燥機付き浴室ユニットを採用しました。
洋室
洋室(2室)も壁紙や床を全面的に張り替えて、リビングと空間イメージを合わせることで統一感を演出。収納も押し入れからクローゼットに変更することで使い勝手・収納量が向上しました。
片方の洋室にはエアコンを設置するための「ダクト(管)」「コンセント」が設置されていなかったので、新しく追加しました(今の時代、夏にエアコンがない部屋では暮らせませんよね。。)
“壁の中”に管などを設置する必要があるので少し大掛かりな作業になるんですが、フルリノベーションのタイミングであれば、管やコンセントの追加も比較的容易に可能です。
全室バリアフリー対応
各部屋にあった小さな段差を無くして、長く快適に住み続けられるようオールバリアフリー仕様に。「お客様に何十年後も快適に過ごしていただきたい」という思いから、RENO PLUSで販売するリノベーション物件は全て「バリアフリー」が標準仕様となっています。
最後に
マンションリノベーションの様子をお伝えさせていただきましたが、いかがでしたか?
現在、この物件の現地内覧会も実施しておりますので「直接この物件を見てみたい」という方は下記のフォームよりお問い合わせください。物件の購入だけでなく「リノベーションの参考にしたい」という方も大歓迎です。
リノベーション済の物件が体感できる貴重な機会ですので、この機会にぜひお越しください。
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